あの頃、俺はどんな風にして過ごしてたんだっけな、ということを漠然と考える。キーワードは「あの頃」。 何か理想化してしまう。そしてそのまま時が止まっていればいいのに、などと考えたり。ソフィア・コッポラは、この映画の中で、そういう永遠性と美しさ…

上戸彩たんカワイイー。ああいう、これからもずーっと続くと思っていたものが、ある日突然無くなる、しかもそれがごく日常的で個人的なものだったりするというのは、僕がいちばんハマるテーマです。最後には元気ハツラツ！という感じだけど、いいことも、悪…

面白かったなぁ。ジョージ・クルーニーは、「風と共に去りぬ」のレッド・バトラー的なカッコよさを目指そうとしてなりきれなかった、という感じで観ていたけど、コーエン兄弟がインタビューでまさにそのようなことを言っていたので嬉しかった。 オデュッセイ…

パキスタンかぁ…。まさにユーラシア大陸ど真ん中。ロンドンに行って何があるのか、ほとんど不条理な旅を続ける難民たち。 例えばトルコでどうにもふんづまってしまったとしよう。そしたら身元を証明するものもなく、どこの政府も自分のことを構ってはくれな…

何とも、よくわからない映画だった…。なんでフィンランドの鉄道の食堂車で日本酒が出てくるんだ！？そしてそれを普通に飲むか！？しかもクレイジーケンバンドがＢＧＭだし…。そのほかにも、ぎこちないキスシーンとか、何かわけのわからないところで笑いを取…

とにかく地中海の小島に行きたくなった。今日は相当寒かったし…。限られた世界の中で住む行き場のなさと、実直さが合わさる。はじめ、相当やくざな動機で詩人に近付いたにも関わらず、もともとが実直だから、取り組み方がすごく純粋。その感覚がすごく良かっ…

Amazon的には「詰め込みすぎ」などちょっと微妙な評価だったりもするみたいだが、僕としては文句なし。思い切り感情移入した。 自分の、この映画に対する鑑賞の仕方として、「３つの映画に分かれている」ということをあまり意識しなかったのが良かったと思う…

まー日本人好みする作品かもしれない。特に白黒っていうのが。アンダルシアの犬みたいで、どこまでいっても「実験的な作品」ということでしか評価できないような気がする。数学は別に構わないのだけど、ゲーデルの名前も出さずにこの世を支配する法則はない…