東海道中

昨日から大学の友人と静岡に旅行に行ってきた。掛川から由比まで、東海道の宿場町を訪ねる旅であった。
日坂(にっさか)や岡部など、マイナーなところでは古い建物の保存と、その説明をするためのボランティアが充実していた。どこかの宿場町ではじまったものが、色んな宿場町に伝播していったのだろう。ボランティアについては、有難いのは有難いが、こちらはほとんど「行く」ことが目的になっていて、中の観光をすることは二の次になっている。だからいちいち説明されても「ありがた迷惑」だったりする。まぁ、そこまで行っておいて興味がないというこちらが悪いのだが。しかしそんな中でも、岡部では若い女の子に説明してもらって、ちょっと良かった。というか、こちらにわかりやすいように説明してくれるのである。オジサンの説明は、自分中心だったり、勉強不足だったりでよくわからなかったりしてこちらも困る。
どこのボランティアもしかし、それだけでは採算が合わないように思う。というか別に観光だけが目的でもないのだろう。地域の結束を深めるというのも重要だ。だから、昔のものを保存したら、単にそれを見せるだけでなくて、どんどん地域の中で利用したら良いと思う。昔の家、本当に良いと思う。特にこの週末は、寒そうだったけれど。でもいい。自分も土間のある家にすんでみたい!
あと、いくつか行ききれなかったところもある。今度は、東田子の浦あたりから興津(清見寺行きたかったなあ)あたりまで、じっくり良いものを食べながら旅してみたいと思う。